「ものづくり補助金」と一般に呼ばれてますが、この補助金は、個人事業主であればクリニックでも活用することができます。
少し詳しくいうと、「医療法人」を除く日本産業分類の中分類でいう「病院・一般診療所・歯科診療所・療術業(あん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師・柔道整復師の施術所)・医療に附帯するサービス業(歯科技工所等)」において活用することが可能です。
事実、過去の採択例の中で、「歯科医院」の採択例は相当数あり、目を引きます。
例)
・歯科用CT導入による根管治療の高精密化とインプラント治療時短化の実現
・最先端矯正治療CT スキャナシステムの導入による歯列矯正の精度向上と治療期間短縮の実現
・マイクロスコープ付き専用ユニットによって行う高精度な歯科処置の提供事業
ただし、単に最新機器を導入するという目的においては、採択が難しい現状です。
革新的な価値の提供を軸に据え、機器導入がその目的ではなく手段になる必要があります。
また、冒頭、「医療法人は除く」と記載しました。
ものづくり補助金の公募要領には、
「財団法人(公益・一般)、社団法人(公益・一般)、医療法人、社会福祉法人及び法人格のない任意団体は補助対象となりません。」
と明記されています。
申請段階で医療法人であれば迷わないと思いますが、補助事業の間に医療法人となると、要件を満たさなくなり、補助金を交付を受けられなくなります。
法人化を検討している場合、申請前にスケジュールを確認しましょう。
成果事例のご紹介|ものづくり補助事業公式ホームページ ものづくり補助金総合サイト (monodukuri-hojo.jp)