令和4年7月15日(金)、ものづくり補助金(第10次締切)の採択結果が公表されました。
今回一般型は、4,224件の応募に対して 2,584件の採択。採択率は61.1%となっています。
今回の採択結果を見ていて目を引くのは、医院(歯科以外)の採択が増えたという点。
例えば、
●マンモグラフィ画像データ処理の迅速化、高精細化への取組(
●内視鏡及び超音波検査設備のIT化促進による検査体制の再構築
●高品質眼科医療の提供と高効率化を共存させた診療スタイルの確立
など、全国で5例程度見つけることができました。
これまで、歯科クリニックは「ものづくり補助金」との親和性が高かったのですが、医科でも活用する例が出ていることは特筆すべきと思われます。
なお、医療法人はものづくり補助金を申請することができませんので、個人事業主が対象となります。
また、医療機器メーカーの方で補助金のコンサルタントをお探しでしたら、お声かけください。
ものづくり補助金の相談は、当事務所まで。
<令和5年4月23日追記>
ものづくり補助金の申請にあっては、国の保険診療との重複がないように申請をする必要があります。例えば、自由診療に用いるとしてデジタルCTを申請した場合、それを保険診療に一部でも用いると、重複していると見做され、補助金の返還を求められる可能性があります。
したがって、各診療科においては、完全自由診療の治療のみに用いる機器の購入については、ものづくり補助金を申請し得ます。