はじめに
民間の銀行では、3月、6月、9月、12月の四半期においては、融資の実績等の兼ね合いから、通りやすいなどの噂を耳にしたことがあるかもしれません。
このような噂に対して、どのように向き合っていけばよいのでしょうか。
結論
結論として、気にすることはありません。
確かに、支店によっては多少加味されることもあると聞いたことはあります。
しかし、四半期ですから、すぐに次の四半期がやってきます。申込みから融資の実行までには、事業内容の確認、面談、稟議、証書の作成など色々とすべきことがありますから、適切に整理された時期にチャレンジすればよいのです。
一般論として社会問題に敏感にはなる
金融機関も社会情勢には敏感です。例えば、全国的に不動産会社の耐震補強不正等が問題になっていたりする場合などは、当該業種はより慎重な審査がされるとされています。
なにより大切なこと
気にするべきは、融資の時期ではありません。
融資の申請をすると、その内容は金融機関内で組織としての意思決定行為が行われます。いわゆる「稟議」です。
稟議は、創業者が決裁者に対して口頭では行うことができません。何人もいますから。
ではどうするか?
申請者が作成した合理的で、根拠のきちんとした「書類」が説明するのです。
面談で担当者に上手に話せたとしても、その上席には全部は伝わりません。経営者となる申請者が作成した書類が見られます。
まとめ
・融資時期は気にしなくてよい。
・それよりも、申請の内容を充実させること重要。