創業融資を検討するも、「借金はしたくないな」「払っていけるかも分からないのに借金なんて」
と思われる方もいると思います。それ自体全く否定するものではありませんが、手元の資金が減ってきたら融資してもらうことを検討しようかな」との考えにはやや消極的です。
なぜなら、
手元資金が少なくなっている状態
↓
経営が上手くいっていない
(設備投資によるキャッシュ減少は別として)
↓
銀行としては、貸したお金が返ってこないかもしれない
↓
審査不合格
となる可能性があるからです。銀行も企業です。返済が難しいと予想される会社には融資できません。
融資を申し込む際、これまでの業績を銀行に提示しますが、今まで業績が上がらなかったのに、「これから上がるんです」と言うことになります。説得力を持たせるのは難しいものです。
一方、創業前後はどうでしょうか。
実績はなく、今後軌道に乗るか乗らないかは未知数です。
しかし、それが創業とも言えます。いくら調べ尽くしても、不完全な情報を頼りに暗中模索していかなければなりません。創業融資は貸す側が、失敗するリスク・危険性を一定程度負担している制度とも言えます。リスクを最小限にするため、起業者の資質、経歴、動機、自己資金、事業内容等を総合的に見て、融資を判断しています。
■できれば手元資金は潤沢にします。尽きた時、また決めた最低ラインを迎えた時、経営は終わります。資金需要があるなら、借りられるとき借りましょう。創業時はそのチャンスです。
■創業融資のサポートをしています。
秋田、青森、岩手、山形、宮城、福島、新潟の方を対象としています。
日本政策金融公庫又は銀行等の金融機関に提出する書類(事業計画書、損益計画書等)の作成支援を行います。
■経営支援も対応
創業融資はスポット対応です。創業前後は何かと不明点が出てくるため、継続的に相談できる関係を希望される方が多いです。個人事業主・中小企業は、「中小企業特性」と言って、経営と経営者個人の資産の関係が強いです。つまり、経営者個人の生活費がとても重要です。支援にはある程度、個人資産の開示が必要です。無料サポートとはこの点が違います。この点を見ずに経営のコンサルをしてもほとんど意味がありません。サポート内容に応じて報酬は検討します。